お菓子のパッケージ
最近、ずーっとバタバタしていてブログを更新していなかった、、!
時間って、本当に早い。
えっと、
以前から、美呆(みほう)さんのお菓子のパッケージデザインをさせてもらっていたのですが
(最初のスタートは8年ほど前)、
今年のバレンタインの受注発送分から、パッケージがリニューアルしました!
こんな風に届きました↓
一年前に描いた絵なのですが、
時間が経って改めてみると、描かせてもらって良かったな〜と思います。
美呆さんのお菓子は、お菓子一つ一つに詩や物語りがあります。
(お菓子を作っているのりへいさんは、詩人であり、言語造形などされている表現者です)
お菓子の物語やお菓子の味を思い浮かべて、
頭にピンッ!とイメージが浮かんだ物を描いています。
最近は、絵を水彩やアクリル絵具で描く時間はとれないので、
描く機会を与えてもらった事で、この絵たちを生み出す事が出来ました。
(美呆さんありがとうございます。)
お菓子を作っているのりへいさんの、詩や物語がなければ生まれなかった絵たちです。
お菓子のセットの他に、のりへいさんの素敵な詩も添えられています。
それを黙読しながらお菓子を食べると、味覚だけではなく、詩のイメージも味になって、
自分の心が満たされる気がします。
絵を発表する機会はないので、
ここで発表しようと思います。
銀河のほとり↓
クジラは何となく前から好きで、宇宙の中で泳いでいるイメージ。
私の中で海って、宇宙と繋がっているような感じがする。
小人さんのビスケット↓
美呆さんのお家は3人兄弟。
縄文クッキー↓
これは土偶です。
美呆クッキー↓
常夏ピアノ↓
常夏=オレンジってイメージ。
茶人↓
何故か猫がお手前を、、、
メープルスコーン↓
ライスビスケット↓
ビハールクッキー↓
あと、その時に描いた他の絵↓
ざっと、こんな感じです。
同じ絵は2度と描けない、生み出せない。
どの絵も私の中で大事な絵になりました!
護国神社蚤の市
初の出店で、母に手伝ってもらいました。
護国神社に近づいたところで車線を間違え、搬入場所までぐるぐると神社周辺を周回し、20分ほど時間をロスし、無事に到着しました。
うーん。
何が起こるか分からない。
母が今回は手伝ってくれたので大分助かりました。
日頃は作業部屋で、収納されている焼き物達も、
今回の出店で沢山のお客様に触れて、日の目を浴びる事が出来、喜んでいたと思います。
その中でも、一際異彩を放ち「誰これ?」と笑いを誘い注目を浴びた物がいました。
せっかくなので紹介します。
もう作る事はないと思います。
誰かお分かりですか?
元々は映画好きの友達に作ったものでした。
残ったのは一番似てない彼です。(上の写真)
有名なハリウッド俳優、
そう「ニコラスケイジ」です。
↓こちらはその友達の手元にいったもの。
こっちの方がまあ似てるかな?
特徴ありそうなお顔なんですが、
いざ絵にすると非常にパーツの配置のバランスが難しいお顔でした。(私にとって)
うん。全く似てないな。
出店して、色んなお客様とお話し出来て楽しかったです。
自分の中にない言葉をもらったり、
勉強や刺激になりました。
関わってくださった皆様、ありがとうございました!
人生フルーツ
お正月休みを利用して、
本を読みました。
2017年冬に見た「人生フルーツ」というドキュメンタリー映画の主役の夫婦、
つばた英子さんとしゅういちさんの本です。
↑手書きの言葉がなんとも可愛らしい。
年末に文ちゃんの家に行って、
人生フルーツを思い出し、
映画をもう一度、
見たくて見たくて探したけれど、どこにもなく、
ネットで調べたら、DVD化はされていないそうです。
この夫婦の暮らしは、野菜や果物(野菜70種・果実50種)は自分の庭で育て、
半自給自足の丁寧で工夫を凝らした生活しています。
奥さんの英子さんは旦那さんの事を
「しゅーたん」と呼び、夫婦仲良く暮らしていたようです。
現在、旦那さんのしゅういちさんは、数年前に亡くなっています。
ドキュメンタリー(映画)に亡くなった様子も記録されています。
二人のステキな言葉を選んで紹介します。
映画「人生フルーツ」
しゅういちさんの言葉
「できるものから、小さくコツコツ。
ときをためて、ゆっくり」
著書「ふたりからひとり」の言葉。
お金を出せばなんでも手に入る便利な時代だけど、自分の手足を使って暮らすのが、ほんとうの豊かさなんじゃないかと思います。
(しゅういちさん)
道具は使う楽しみがあれば、やりたいことも広がっていくと思う。
日々の暮らしを楽しくするには、そういうことも大事だと思うの。
(英子さん)
映像を見ていると、休む暇なく家事をしています。
手作りで、色んな物を作って楽しんでいます。
時間をかける
ときをためる
手間暇かける事で愛情が育つ
「できるものから、小さくコツコツ。
ときをためて、ゆっくり」
豊かさって「はやさ」じゃないんだと、改めて考えさせられました。
この夫婦を見てると、私に必要な楽しく暮らすヒントがある気がしました。
全ては真似出来ませんが、真似出来るところから取り入れてみたいと思います。
焼き物ばっかりやっていては駄目だなぁ。
と反省。
心に隙間やゆとりって大事ですね。
人生をフルーツのように豊かに実らせたいもんね。
2018年の締めくくり③ ほどき編
熊本に行った一番の目的は、友人家族と一緒にマッサージをしている文ちゃんに会いにいくためでした。
以前のブログの記事にも書きましたが、
「ほどき」という名前でマッサージをしています。
手作りの温かい看板
室内
ここでマッサージをしてもらいました。
マッサージ中は心地よく、終わると気分も身体もスッキリです。
文ちゃんの家は、環境や身体にも優しい物で溢れていて、
とても心が温まる空間になっています。
文ちゃんがセレクトした物も、お店で販売しています。
私の物も並べてもらう予定です!(年始からかな)
友人家族と文ちゃんと、沢山笑い、自然や文化に触れ、心も身体もスッキリした旅になりました。
ほどき
連絡先:090-5745-6501
休み:不定休
2018年の締めくくり。
12月の企画展参加、展示会も全て終了し、年末年始をホッとした気持ちで迎えられそうです。
今年も色んな人にお世話になりました。
ありがとうございました^^
東京に行った時に見た、展示のキャプション。
この言葉を見ると励みになります。
来年も前を向いて挑戦し未来へ進んで行こうと思います^^
そして今年最後に、熊本に行ってきました😊
阿蘇。緑に覆われているイメージでしたが、冬はススキや草が金色のように、一面覆っていてナウシカの世界のようでした。
火口へ向けて出発!
阿蘇山の火口から沢山のガスが出ていました。
硫黄の香りがします。
火口の周りは、もちろん行ったことはありませんが火星を想像させるような大地が広がっています。草木もありません。
この場所は砂千里ヶ浜というそうです。
火口⬇︎ 時々エメラルドリーン(緑のような?)湯だまりがチラッと見えました。
火口を降り、草千里へ。
阿蘇の中腹で可愛い牛を発見!
近づいてくる牛もいれば、寒い中、銅像の様に動かない牛もいました。
大観峰(展望台)⬇︎
極寒でしたが、景色は凄く綺麗で別世界。
風が吹き抜け、ススキの揺れる音が静かに聞こえ、普段聴いている生活音が全くしない世界で気持ちが良かったです。
これを喧騒から離れるっていうのかな。
異国の地に来たような阿蘇の旅でした。
つづく
展示会のお知らせ
展示会のお知らせです。
鎌倉のDahliaさんで展示会を開催させて頂きます。
今週の土曜日(12/8)はお店に在店させていただく予定です。
今回の展示会では「人の手が生み出す温かい物」を作りたいという気持ちがあり、
土物に挑戦しました。
様々な動物を描いたのですが、焼きあがっていく過程で作品の全体像を掴んだ際に、
地球で生きる生き物を記録しているようだなと何となく感じました。
ボイジャー(衛星)のゴールデンレコードでは無いけれども、もし今の地球上の生物が滅びたと仮定して、
土偶や埴輪などが出土されるように、このお皿が人類や生物が生きていた証になったら面白いなと勝手に想像しました。
これは出来た作品を見て思った事です。
ボイジャーのゴールデンレコード説明のサイト⬇︎
http://estorypost.com/picture/pictures-on-voyager-space-craft/
今回は唐子シリーズはお休みです。
新たな世界を楽しんで頂きたいと思っております。
よろしくお願い致します。
⬇︎シロナガスクジラ
⬇︎インドのテキスタイルの模様から発想を経たもの
⬇︎マッコウクジラ
⬇︎今回何回も登場している牛。
⬇︎いい感じに焼けた思い出のバーガーセット
⬇︎ ヒョウ
先程、作品を鎌倉に発送しました。
元気にね。また会おう、バイバイ!
こんな気持ちです。
今回の作品は、一個一個歪んだり、それぞれ持ち味が違う物が出来ました。
「不器用な感じの可愛い子が生まれた」
言葉にすると、こんな感じです。
反省も多々あるけれど、
自分の求めているものが、ほんの少し見えた気がしています。
さぁ、これから旅行の準備だ。
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川原佳子 個展
期間:12月8日(土)〜12月24日(月)*作家在店日:12月8日
時間:11:00〜19:00
定休日:月曜
場所:Dahalia
〒248-0014神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-9-4
Tel:0467-24-5057