最後の冒険家
石川直樹さんの「最後の冒険家」の本を購入。
1日2ページずつほど、ハイパースローペースで読んでいます。
石川直樹さんは写真家でもあり、沢山の国や地域を旅して回っている方です。
最近、命について考える出来事が重なり、そんな時に石川さんの生き方や写真を目にした時に、自分に凄く響きました。
石川さんについて以前から名前や写真は目にしていました。
しかし、その時の私はピントが合わなかったようで、
生きる事、死ぬ事を意識せざる出来事が起こった時、
石川さんの写真や生き方の凄さに気づきました。
石川さんの写真に納められたヒマラヤ山脈の姿を見て、
あまりに美しく、
そしてその裏側はきっと命がけで登山に挑戦し、その瞬間を写真に収めている、そんな熱い思いを勝手に想像してしまいました。
何で命の危険を顧みず、危険な場所に挑戦出来るんだろう?
死ぬ事が怖くないのか?
危険な事があった後、トラウマにならないのか?
私には怖くて出来ない事。
怖さをどう克服していくんだろう。
疑問持つ。
それだけ熱い熱いハートなんだろう。
石川さんはインタビューで、世界を身体で知りたいという思いが強いと言っていました。
恐れを飛び越え、思いが自分を動かす。
私はむしろ逆の事をしていて、
いつも同じ場所、同じ部屋で日々土に向かって制作している。
土という素材の中で様々な世界を見つけようとしている。(土の世界は無限である)
だから石川さんの生き方に、唯々尊敬する。
石川さんの撮る写真は透明感のあるものが多く美しい。
(望遠レンズを使わず写真をいつも撮っているそうです)
特にヒマラヤ山脈の写真が好きです。
(自分は登りたいとは思わないが、
山にどこか憧れがある)
私もカメラを購入し、写真を撮りたい。
石川さんは、8月に(確か)
エベレストに続く世界第2位の山、
K2に再チャレンジするそうです。
私も8月に展示会があるので、
石川さんを時々思い出して、自分を奮い立たせようと思います。
本当に山登りをするような気持ちです。
楽しんで制作出来たらと思います。
葛藤は沢山あります。
楽しんで作った方が、結果いいものが出来るはず!
楽しむ事を意識していきたい。
↓まだ試作を試みている段階です。
間に合うかな、、!(正直不安しかない)
↓久しぶりに絵の具で描いてみたスケッチ
今日、暑くて保冷剤を使った。
その保冷剤が今日一番面白かった。
石川さんに勇気をもらって私も世界を旅したい。
最後に石川さんの本のタイトルなどの言葉の選び方も凄く素敵だと思います。
(かなり褒めまくってますね。)
↓
本(最後の冒険家)のほぼ後半部分に差し掛かる。
神田道夫さんが気球に乗って太平洋横断を試みる実話なんですが、
神田道夫さんの人物像にも凄く胸を打たれます。
自分の決めた事は曲げない性格だったそうで、
命は無くしてしまいましたが、
いい意味で頑なに自分の意思を貫いた人が
道を切り開いていくんだなと同時に思いました。
頑固さっていい面と悪い面、
本当に裏表だなぁ。