日々無言 だけど本当はよく喋る
12月8日から鎌倉にあるDahliaさんで展示会をさせてもらう予定で、
今はそれに向けて、日々無言で製作中です。
日が暮れるのが日に日に早くなるのが分かります。
12月の展示会に向けて、土物に久しぶりに挑戦しています。
理由は、温かい作品を作りたいと思ったからです。
温かいって解釈は色々あると思いますが、
私の中では、人の手で作った感じが伝わる心が和むゆるやかなものがいいな〜と思いました。
それにはやっぱり土の温かみが欲しくなりました。
以前、波佐見の窯元で働いてきた時は、ほぼ土物で制作していました。
自分で活動を始めてからは、土物の雰囲気が以前の波佐見の時と同じようなイメージで焼けないことから納得いくものが出来ず、
最近は土物をお休みしていました。
唐子シリーズなど白い物は、半磁土という土です。
磁土といのは白い石を砕いて粘土にした物が入っているので、粘りが少なく、強度のある焼き上がりになります。
磁土や土物といっても、わかりずらいと思いますが、
↓こちらは、まだ焼く前の状態の土物のお皿です。(初めて描いたブタです)
久しぶりに赤や茶色の土を使うと、凄く手に馴染む感覚で楽しくなってきました。
久しぶりすぎて、なんか新鮮!
土は、種類によって手で形を作る時の感覚や土の粘り(可塑性)など全然違うのです。
↑ハンバーガーのセット。
先週のイベント出店の時に、
偶然マックを両隣の出店者さんが食べていて、マックに挟まれた思い出から多分出てきました。
何が出てくるのかまだわかりません。
しかし、素材が変われば生まれてくる作品も180度違うといってもいいくらい違いは大きいです。
素材が生んでくれる何かがあります。
↑手びねりで作ったマグカップです。
ワクワク新鮮な感覚で、今制作しています。
手で作る感覚を大事にしたいが今の思い^^
アジアの少数民族の手仕事のように。
12月のDahliaさんの展示では、上の写真のマグカップやブタや様々な動物を描いたお皿を持っていく予定です。
(予定なので変わるかもしれません)
うまく焼ける事を祈ります!
アーメン。