人形について

食器も作っていますが、、

人形(置物)も時々制作しています。

 

今回作ったのはスポーツをテーマに。

 

↓ テニス・バスケットボール・サッカプレイヤー達

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↓ ボクサー
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↓ サッカーボールくん
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バスケットボール選手の後ろ姿はこんな感じです。
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作り始めたきっかけは、以前長崎県波佐見焼の窯元で働いていたのですが、

私が入社してすぐにそこの社長さんが、

まずは「土遊びをしなさい」

「ロクロは後からでよか」と。(波佐見弁です)

私に教えてくださいました。

そこから人形やオブジェを作るようになりました。

 

 

波佐見町は陶磁器の量産が主流の町で、

ほとんどが機械を使って生産されています。

そんな中で社長は、

一番大事なのは土から生まれる可能性だぞ。

全ては土遊びが原点だ。

作ることは楽しいんだ。

 

波佐見は量産の町(世界)だからこそ、

それを忘れてはいけないという思いだった気がします。

 

 

 

そういった助言がきっかけで、

土を触って自然と出てきた形を楽しむ事を学びました。

 

なので私の焼き物の原点は実は人形作りかもしれません。

 

 

以前は量産する波佐見の窯元(会社)で働いていたので、

その世界しか知らなかったのですが、

今改めて自分で制作を始めて、

個人の作家の世界は全く別の世界だなと日々感じさせられます。

 

新たに一から勉強です。

 

そんな中でまだまだ未熟な私に、手を差し伸べてくださる方がいて、本当に有難いなーと

今回の展示会が始まって再確認しています。

 

そして有田の学校で学んだ事や、以前働かせて頂いた窯元で教わった事がなければ、今の私はいません。

 

色々な人にお世話になりました。

ありがとうございます!

 

 

謙虚な気持ちを忘れず、

これからも制作を続けていけるように、

日々精進し一歩一歩進んで行こうと思います。

 

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